真鍮製(10mm厚)のものは焼印としてご利用できます。

焼印としてご注文いただく際は、裏側にネジ穴のオプションをお選びください。ネジ穴はM4,M6,M8からお選びいただけます。また、オプションで半田ごてに取り付けるための棒(真鍮製:φ4・φ6・φ8、銅製:φ4・φ6)もご購入いただけます。半田ごてに合ったものをお選びください。(一般的な半田ごては、30W,40Wはφ4、60Wはφ6、100Wはφ8です。)
印のサイズの大きいものは30Wなど消費電力の小さな半田ごてでは充分な熱量が得られず、充分な焼き色が付かない場合がございます。下記の表をご参考いただき、余裕をもったサイズのご選択をおすすめします。
※下記の表は参考です。革や木でも素材により熱量が足らない場合があるかもしれません。ご不明な場合はご相談ください。
現在、製作可能な刻印サイズは縦10〜40mm(5mm刻み)、横10〜80mm(1mm刻み)、刻印サイズ「縦(mm) × 横(mm)」が1,600mm²以下のモノになります。
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ネジ穴 |
取付棒 |
取付棒のサイズについて(参考) |
刻印サイズ
「縦(mm) × 横(mm)」 |
革 |
木 |
竹 |
100〜200mm² |
φ4 |
φ4 |
φ4 |
201〜400mm² |
φ4 |
φ4 or φ6 |
φ4 or φ6 |
401〜600mm² |
φ4 or φ6 |
φ6 or φ8 |
φ6 or φ8 |
601〜800mm² |
φ6 |
φ8 |
φ8 |
801〜1,200mm² |
φ6 or φ8 |
φ8 |
φ8 |
1,201〜1,600mm² |
φ8 |
φ8 |
φ8 |
<焼印方法>
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真鍮もしくは銅製の取付棒を裏側のネジ穴に取り付けます。
銅製の棒の方が、熱伝導率が高いため、半田ごての熱を無駄なく早く温めることができます。 |
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半田ごての先端のネジを緩め、焼印を取付け、ネジを締めて固定します。このとき、緩まないようにしっかりと固定してください。
※半田ごては焼印のサイズに合ったものをお選びください。ただし、大きさによっては充分に温まらず、くっきりとした焼印が付かない場合もございます。 |
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焼印の温度を調整する装置(パワーコントローラ)等をご利用すると、安定した焼印を押すことが出来ます。
温度は焼印を入れる素材により、調整が必要ですので、直接作品に押さず、余った素材等で調整を行なってください。 |
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充分に温まったら、焼印を入れる素材に垂直に押し付けます。
押し付ける時間は素材により変わりますので、直接作品に押さず、余った素材等で調整を行なってください。 |
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完成です。 |
※Studio Yamatoでは焼印に使用する半田ごてやパワーコントローラは取り扱っておりません。ホームセンターやインターネットで直接購入されたほうが安く購入できるためです。ご自身でご準備ください。
<焼印用参考品:Amazonリンクを貼ってありますのでご参考ください>
・30W半田ごて:φ4取付棒に対応
・40W半田ごて:φ4取付棒に対応
・60W半田ごて:φ6取付棒に対応
・100W半田ごて:φ8取付棒に対応
・パワーコントローラ:焼印の焼き色を調整できます。(調整範囲75〜100%)
・パワーコントローラ:焼印の焼き色を調整できます。(調整範囲0〜100%)
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箔押し機などの熱を加えながら圧をかけられる機器をお持ちの場合、真鍮製の印を取りつけることで、焼印・箔押しなどにもご利用になれます。
6mm厚の真鍮製のものは10mm厚のものよりも効率よく熱を伝えることができます。
また、熱を加えながら圧を加えることで、通常刻印の入らないクロムなめしの革にも刻印を入れることができる場合がございます。
その他、こちらの記事のように工夫することで、ハンドプレスを簡易的な箔押し機のように使用することも可能です。
→ Studio Yamato ブログ
「ハンドプレスが箔押し機に!?
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<注意>
・焼印に使用しますと、真鍮の材質が変化する場合がございます。刻印と共用する場合はご注意ください。
・焼印としてご利用になられると、右の写真のように印面が黒くなる場合がございますが、繰り返しのご利用に支障はございません。 |
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