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・刻印へのこだわり

Studio Yamatoの刻印・焼印はレーザーによる加工ではなく、フライス盤による切削加工を採用しています。

そこには、前職までにメーカーにて設計・加工・製品製造に携わってきたからこその想いが詰まっています。

 

@フライス加工

日本製の高精度フライス盤を自ら調整して使用しています。また、最終の彫刻に使用する刃物も日本のメーカーへ特注したモノを使用しています。それにより繊細なデザインの刻印を製作することが可能となっています。

 

A加工形状

デザインデータについて」「加工について」の項目にも少し記載していますが、印面の彫込高さは2mmとしています。これにより厚みのある革に刻印した際でもしっかりと刻印することができます。
※オプションで3mm(深彫り仕様)、1.5mm(旧仕様)

また、加工の立ち上がりを60度とすることで細い線画のようなデザインでも、力を分散することができ、欠けにくくなっています。
レーザー加工の場合、加工の立ち上がりが垂直になるため、線画のような加工だと力が集中し折れやすくなってしまいます。

フライス盤による60度の加工をすることにより、線画のデザインでも折れにくい加工を可能にしました。線の細さは状況によりますが、0.1mm程度まで加工の実績があります。(とはいえ、あまり細いデザインを推奨するものではありません。細すぎる刻印はカッターの刃を突き立てるように、革の銀面を傷つけてしまう可能性が非常に高くなります。)

 

Bレーザー加工でない理由

レーザー加工による彫刻は、非接触のため広い面積でも安定した彫刻をすることができるという利点があります。

しかし、上記のように細い部分に力がかかり細い部分は折れやすくなってしまいます。

また、レーザー加工は当然ながらレーザー光を当てて加工します。レーザー光の大きさより小さな加工ができません。つまり直角を加工しようとしてもレーザー光のスポット径の大きさだけ丸くなってしまいます。もちろんその大きさは0.1mmにも満たない大きさかも知れません。しかし、デザインを忠実に表現するにはあるべきではない0.1mmだと考えています。

フライス加工でも、エンドミルのような直角加工をする刃物でしたらその刃径の角Rができてしまいます。特注の刃物で60度に加工することで直角は直角にデザインを表現することを可能にしています。

 

フライス加工は実際に刃物を用いて素材を削る切削加工です。そのため、非接触のレーザー加工と違い、大きな形状を加工すると刃物の欠け・摩耗が起こり、繊細な加工を表現することができません。真鍮加工の大きさ制限があるのはそのためなのですが、それを差し引いても刻印の製作にはフライス加工を用いるべきだと考えています。

刻印・焼印が作品に魂を入れる道具であるからこそ、希望されるデザインをより忠実に表現でき、長く使っていただけるモノを提供する責任があると考えています。